ヘルペスってどんな病気？

ヘルペスはセックスやオーラルセックスを介して感染することから性感染症に分類されている病気です。男女ともに感染する可能性があり、平成に21年から毎年わずかではありますが増加傾向にあります。

ヘルペスの原因は単純ヘルペスウイルスで性器や肛門、口の周りなどに感染すると、5～10日の潜伏期間を経て痛みを伴う水ぶくれが現われます。
これらの症状が現われていない場合や潜伏期間中であってもセックスを介して相手に感染するおそれがあるため注意が必要です。
ヘルペスはコンドームの使用によって感染リスクを大きく下げることが出来ますが、ヘルペスの疑いがある方や治療中の人はセックスそのものを控えた方が良いでしょう。

ヘルペスウイルスは一度感染してしまうと、体内の菌を全て死滅させることは現代の医学でも不可能と言われています。更に再発率が高いため感染後は再発防止を意識した生活を送る必要があります。
症状の現われ方や重たさは個人によって異なりますが、初めてヘルペスに感染した方は症状が強く現われやすい傾向があります。
そのため、危険なセックスに心当たりがあったり、ヘルペスの症状が出始めた場合はすぐにバルトレックスなどお薬による治療を行う必要があります。